Anthropicが5月7日にClaude for Microsoft 365 add-ins(Word・Excel・PowerPoint)をGA(一般提供)に昇格、同時にClaude for Outlookをパブリックベータとして公開。4月のベータから正式版に移行し、全有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)で利用可能。最大の特徴はクロスアプリコンテキスト共有:Outlookでメールを要約→Excelで分析→PowerPointでプレゼン作成という一連の作業で、Claudeが全アプリ間の会話コンテキストを自動的に引き継ぐ。Outlookベータはメール起草・返信・会議招待をClaude側で生成し、送信はユーザーが手動クリック(Mail.Send権限は未取得)。Microsoft AppSourceから即時インストール可能、Windows・Mac・Web版Office対応。追加料金なし。
Snykが5月7日にAnthropicのClaudeモデルをSnyk AI Security Platformに統合したことを発表。コード・依存関係・コンテナ・AI生成アーティファクト全体で脆弱性の自動発見・優先順位付け・開発者向けフィックス生成を実行可能に。Snyk 2026 State of Agentic AI Adoption Reportによれば本番コードの65-70%がAI生成で、ほぼ半数に脆弱性が含まれる。エージェントが出力するコードは従来のAppSecツールの範囲外で動作する問題がある。Anthropic Deputy CISO Jason Clinton氏は「検出ではなくアクション化がボトルネック」と指摘。Claude Security(コードベース全体のデータフロー追跡スキャン)とSnyk(依存関係・コンテナ・アーティファクト)を組み合わせた二層セキュリティ体制で、AI生成コードのセキュリティカバレッジを最大化する設計が推奨される。
OpenAI CEO Sam AltmanがAnthropicのClaude Mythos Preview限定公開を「AI安全性の名の下のアクセス独占」と批判した9日後(5月7日)、自社GPT-5.5-CyberモデルにもTrusted Access for Cyber (TAC) プログラムによる同様のアクセス制限を導入。TAC最上位ティアではガードレールを緩和したGPT-5.5が利用可能だが、アプリケーション審査・多段階検証・2026年6月1日からのAdvanced Account Securityが必須。対象は政府機関・重要インフラ事業者・セキュリティベンダー・クラウドプラットフォーム・金融機関。UK AISI(AI Safety Institute)もGPT-5.5のサイバー能力を独立評価・公開。Anthropicが4月7日にProject Glasswingで先行確立した「高性能サイバーAIの段階的責任公開」が、競合OpenAIにも追随されたことで業界標準として定着した。Axios・CNBC・Dataconomy・Help Net Security等が一斉報道。
Claude Codeのプロンプトキャッシュ制御に新しい環境変数が追加された。`ENABLE_PROMPT_CACHING_1H`でプロンプトキャッシュのTTL(Time-To-Live)をデフォルトの5分から1時間に延長可能(APIキー・Bedrock・Vertex・Foundry全対応)。長時間かつ反復的なセッションでは実効コストを3-4倍削減できる。旧来の`ENABLE_PROMPT_CACHING_1H_BEDROCK`は非推奨だが引き続き動作。`FORCE_PROMPT_CACHING_5M`は明示的に5分TTLを強制する設定。また、サブエージェントの進捗サマリーがプロンプトキャッシュを逃す問題(約3倍のcache_creation増)も修正済み。モデル別無効化(`DISABLE_PROMPT_CACHING_OPUS`等)と組み合わせた細粒度コスト管理が可能。長時間のエージェントセッション・リファクタリング・大規模コードレビューで特に効果が大きい。
Claude CoworkとClaude Code on Desktopが全有料プラン(Pro・Max・Team・Enterprise)でmacOS・Windowsの一般提供(GA)に昇格。Claude Code on Desktopはターミナルラッパーではなく、並列エージェントワーク専用に設計された独立環境で、サイドバーでの全アクティブ・最近セッション表示、Gitワークツリーによるセッション分離、統合ターミナル、インラインファイルエディタ、リビルドされたdiffビューア、HTML/PDF/ローカルサーバー対応のプレビューペインを提供。Coworkにはロールベースアクセス制御、グループ支出制限、拡張OpenTelemetry、
Bloomberg(5月7日)報道によると、Anthropicが昨年末からClaude chatbotのコンシューマー向け改善に注力。健康(27%)・キャリア(26%)・人間関係(12%)・ファイナンス(11%)等のパーソナルクエリへの応答品質を改善中。100万件の会話分析で約6%がガイダンス目的であることが判明。モバイルアプリの起動→クエリ開始時間を5-6秒→1秒に短縮。Apple Health・Function Health等からの健康データエクスポートも提供開始。日次サインアップが年初から4倍増で毎日100万人以上が登録。Labs共同リーダーMike Kriegerがcode with Claude SFで戦略を説明。OpenAI ChatGPTの消費者基盤に対抗し、B2Bに加えB2C市場での競争力を構築。
Code with Claude SF(5月6日)でAnthropicがSpaceXとのcompute dealを発表。Memphis, TennesseeのColossus 1データセンター全体(220,000+ Nvidia GPU、300MW+容量)をAnthropicが利用する契約を締結。即座に3つの製品改善を実施: (1) Claude Codeの5時間レート制限をPro・Max・Team・Enterprise(座席ベース)全プランで倍増、(2) Pro・Maxアカウントの「ピーク時間帯」制限削減を撤廃、(3) Claude API レート制限を大幅引き上げ(Tier 1で入力TPM 1,500%増、出力TPM 900%増)。
Anthropic初の大規模開発者カンファレンス「Code with Claude SF」が本日5月6日8:00AM〜8:00PM PT(日本時間5月7日0:00〜12:00)に開催。全世界からライブストリームでアクセス可能。Ami Vora(Head of Product)がキーノート、Boris Cherny(Head of Claude Code)がClaude Code進化とビジョン、Angela Jiang(Product Lead)がプラットフォーム・モデル能力を解説する3軸構成。Jupiter v1レッドチーミング進行(TestingCatalog報道)・Sonnet 4.8ソースコードリーク確認・Opus→Sonnet 1-4週間パターンの3証拠が収束し、新モデル発表の可能性が高い。5月7日にExtended SF(独立開発者・初期ファウンダー限定、ライブストリームなし)も開催。前日には金融サービスエージェント10種・$200B Google Cloudコミットメント・Jamie Dimon共演と重大発表が連続しており、本日さらに技術・プラットフォーム面での大型発表が予想される。