Microsoft Build 2026(6月2日、SF Fort Mason Center)で、Claude Opus 4.8・Sonnet 4.6がMicrosoft Foundry(旧Azure AI Foundry)でファーストパーティモデルとして提供開始。OpenAI・DeepSeek・Llama 4・Mistralと同列で、エンタープライズSLA・Entra ID認証・Microsoft Purviewデータガバナンス・Azure請求インフラが適用される。既存のAzure Enterprise Agreementで別途Anthropic APIクレデンシャルなしに利用可能。1Mトークンコンテキストウィンドウ(GA)・128K最大出力対応。4月のOpenAI契約条件再交渉後、Microsoft MAI チームが構築してきたマルチモデルアーキテクチャの最初の具体的成果。Claude Code on Microsoft Foundryのドキュメントも公開。
Microsoft Build 2026で自社開発AIモデル7種を発表。注目はProject Polaris(MoEアーキテクチャのAIコーディングモデル、8月にGitHub Copilotデフォルトエンジンに)とMAI-Thinking-1(35B active/約1T totalパラメータの推論モデル、Claude Opus 4.6とSWE-Bench Proで競合)。Polaris は言語・フレームワーク・パラダイム別の専門サブモジュールを持ち、chain-of-thought/tree-of-thought推論で複雑なマルチファイルリファクタリングに対応。Claude Codeが開発者採用でGitHub Copilotを上回った(Ramp AI Index: Claude 34.4% vs OpenAI 32.3%)ことへのMicrosoftの戦略的対抗。ただし同時にClaude Opus 4.8をFoundryでファーストパーティ提供しており、「競合と提携の両立」戦略が明確に。
Grant Thornton UKが6月2日、3,500名以上のパートナー・スタッフ全員にClaude(Anthropic)を展開すると発表。£500M AI投資プログラムの一環で、監査・税務・アドバイザリー・サポート機能の全部門が対象。6月から8月にかけて段階的にロールアウト。新設の「GT Augment」フレームワーク(AI ガバナンス・基準・業務方法を規定)のもとで運用され、パートナーは分析・ドラフティング・大量情報の統合等のタスクでClaude使用が必須に。Malcolm Gomersall CEO は「クライアントが求めるのはプロセスではなく専門知識」と強調。英国主要会計事務所として初のAI全社展開となる。
Microsoft Build 2026(6月2日)でAnthropicが発表した「Claude now available in Microsoft Foundry and Microsoft 365 Copilot」の一環として、Claude Opus 4.8がMicrosoft 365 Copilotの3つの新しいサーフェスに拡大。(1)Copilot Researcher: Critique機能でGPTのリサーチ出力をClaudeが精度・完全性・引用品質を検証、Council機能でGPTとClaudeが独立レポートを生成し第3のAIが比較・合意点・相違点を提示(DRACOベンチマーク+13.8pt改善)。(2)Copilot Studio: カスタムエージェント構築時にClaudeモデルを選択可能。(3)Excel Agent Mode: Claudeを使ってスプレッドシート内で数式生成・データ分析・エラー特定・ソリューション反復を直接実行(プレビュー)。Critiqueは単一モデル比約20%コスト増、Councilは約2.5倍のコスト。
AnthropicのCode with Claude Tokyo開催まで8日。6月10日のメインイベント(キーノート・ブレイクアウトセッション・ワークショップ・ライブデモ・オフィスアワー)と6月11日のExtended Day(インディー開発者・アーリーステージ創業者向けワークショップ)の2日間構成。メインイベントはライブストリーム配信あり。Extended Day(6月11日)は配信なしの対面限定。英語セッションに加え一部日本語セッションがあり、全セッションで日英同時通訳を提供。SF(5月6日)ではManaged Agents・Dreaming・Outcomes・Dynamic Workflowsが発表、London(5月19日)ではSpotify事例(99%エンジニアAI使用・PR頻度76%増)が公開され、Tokyoでは日本市場特化の発表が期待される。参加申込は既に締め切られたが、ライブストリーム登録は受付中。
Claude APIのCache Diagnostics機能がパブリックベータとして利用可能に(ベータヘッダー: `cache-diagnosis-2026-04-07`)。プロンプトキャッシュの予期しないミスの原因を特定し、キャッシュヒット率を最適化するための診断ツール。仕組み: (1)APIがリクエストごとに軽量フィンガープリントを保存、(2)次のリクエストで`diagnostics.previous_message_id`に前回レスポンスIDを指定、(3)APIがプレフィックスの最初の乖離点を検出し`diagnostics`オブジェクトとして返却。エージェントループ・マルチターン会話でのキャッシュミスが可視化され、キャッシュヒット率改善によるAPIコスト削減が可能。Opus 4.8のプロンプトキャッシュ最小長1,024トークンへの短縮と合わせ、短いプロンプトでもキャッシュ活用が可能に。現在Claude API直接接続のみで利用可能(Bedrock・Vertex AI非対応)。mid-conversation system messagesと組み合わせることでキャッシュヒット率を維持しつつ動的指示更新が実現できる。
Claude Code v2.1.142(5月14日)でFast ModeのデフォルトモデルがOpus 4.6からOpus 4.7に変更された際に提供されていた`CLAUDE_CODE_OPUS_4_6_FAST_MODE_OVERRIDE=1`環境変数が、本日6月1日で削除された。これによりFast ModeでOpus 4.6を強制指定する手段がなくなり、Fast ModeはOpus 4.7(GA)またはOpus 4.8(リサーチプレビュー、$10/$50 per MTok)で動作する。Opus 4.8 Fast Modeは旧Opus 4.7 Fast Mode($30/$150)の3倍値下げとなっており、コスト効率も大幅改善。Opus 4.6 Fast Mode自体は6月下旬に完全削除予定で、削除後は標準速度・標準価格にフォールバック。CI/CDパイプラインや自動化スクリプトで当該環境変数を設定している場合は本日以降無視されるため、環境変数の削除とモデル設定の確認が必要。